サバゲ談議:戦法?戦術?戦略?

戦法とは戦闘の方法。
戦術とは戦闘の技術。
戦略とは戦闘の計略。

順番に小規模、中規模、大規模な物の見方ですね。

個人レベルでの戦闘では戦法を、
エリア毎の戦闘では戦術を、
全域の戦闘自体では戦略を。


さて、今回は何故こんな話をしだしたかと言いますと、現在精進中の若手メンバーに教示していたのですよ。ラインの形成と形勢について。


さて挨拶が遅れましたね。お風呂の中からこんばんは。タ・カートです。

無意識的にライン構築からラインの動向迄やっている方は多いと思います。
「向こう側の味方が前に出たな、よし、こちらも圧を掛けよう。」と、こんな具合に。
勿論結構です。結構な御手前です。
周りが見えてこそのベテランでしょう。

しかし待たれよ!!!!

敵のラインも考えてみましょう。
味方が押したと言うことは向こうの敵のラインは崩壊した、と言うことがわかりますね?
じゃあこちらも圧を掛けてそのまま押し込めよう、というのは解りますが、ちょっと大変じゃ無いですか?

ではここで戦術的なお話です。
こちらのラインを一旦下げるとどうなりますか?
敵が圧を掛けて来たらよくやりましたよくやりました、せいかいしゃにはくしゅ!
ですね。

下がったものの戦力的には変わらないこちらのライン。
士気の上がった味方のライン。
そこへ突出した敵のライン。
そこはキルゾーン。無慈悲な二正面作戦です。お線香を忘れずに。

さて、こう思ったでしょう?
「そんな事が簡単に運ぶか?」
そうです、普通に考えて敵だって死にたくないのですから前に出るのもおっかなビックリです。

ですから敵が前に出やすい様にお助けしてあげるのです。
「駄目だ!!下がれ!!全員下がれ!!」
これで敵は「お?行けるのか?」と思うでしょう。
味方もちらほら下がる奴が出るでしょう。
向こうの味方もこちらに意識を向けるでしょう。
さて、一呼吸した後のこちらの味方は?
点在位置が伸びて射角もたっぷり、厚みのあるラインです。
一声がこんな状況を生んだりします。

では誘い出された敵はどうなりますか?
多少の削りを相まって恐らく下がるでしょう。
ですが下がりつつの継続戦闘は非常に厳しいです。
この時点で敵ラインは崩壊寸前ですよね。

さて、最初の時点で圧を掛けたのと、現状、どちらが有利ですか?
火を見るよりも明らかですね?


例えば少人数での戦闘でも似たような事は出来ます。
敵のラインを操れば大局的に勝ちに転びやすくなります。
個人プレイでいくら強くてもたった一人で大勢に勝てますか?

そう、強い人は持て囃されたりします。が、皆が連携すれば、上手く連携が取れれば、現況把握ができるならば。強い人より貴方は強い!!!!!!!!!!





2013年11月29日 Posted by タ・カート  at 21:34 │Comments(0)

<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。