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 Posted by ミリタリーブログ  at 

サバゲ談議:カスタムの有用性

はいこんばんわ、休みだってのに仕事の用事で不機嫌まっしぐらなタ・カートです。

今回はカスタムガンの有用性について考察していきたいと思います。
まず結論から言いますと目的も無くカスタムするのは金の無駄でしかありません。(要調整の中華ガンを除く)
何故カスタムしたいのか?何故カスタムしなければならないのか?を考えてからにしましょう。

初速が早いから強い
サイクルが早いから強い
飛距離があるから強い

そんな事ありません。
何故かって?
初速が速かろうが30mの交戦距離では球は減速し容易に避けられたりします。
近ければ初速の必要無く当てる事が出来ます。

サイクルが早ければ球が一杯出ますね?
でも当たらなければ意味はありません。
ですが、サイクルの向上はセミの切れは上がりますので初弾のイニシアチブは取れますね。

遠く迄届くのは確かに心強いですが、50mオーバーを頻繁に狙う機会がどれ程ありますかね?
もし狙えるとしてもそこで足を止めるより、更に10m近く前進して多くの敵と対峙できる環境を作る方が有用だと思います。

まず遠距離での撃ち合いは膠着になりやすいです。
その撃ち合いに打ち勝ちたいからカスタムするのはわかりますが、膠着した分のタイムロスはその後の展開に関わってきます。

だったら撃ち合うよりも前へ。
前へ行く事が難しくなってから撃ち合いをした方が良いでしょう。

さて、そこからが問題です。
前へいけなくなった場所、そこからの敵との交戦距離が重要です。

その距離が40m以上であるならば、やっと飛距離の問題が出て来ます。40m以上ならマンターゲットを捉えるのが少々難しくなります。勿論敵は姿全体を晒している訳では無いですし、隠れたり移動したりするからです。
ここで銃のグルーピングが要求されますね?
勿論限界飛距離が短ければグルーピングは悪くなります。多少の飛距離アップは重要でしょう。
集弾性能と有効射程、ここで初めてカスタムの必要性が生じます。
初速なんてのはこの副次効果でしかありません。

さて、では交戦距離が20〜30mであるならば。
勿論飛距離なんて必要ありません。
大切なのは初弾の速さです。
サイクル向上がここで活きます。初速や飛距離を殺してでもサイクルを上げる事がここでの勝敗を左右しますね。
電動ガンよりガスガンやエアーコッキングの方が発射レスポンスは有利なんで、電動ガンのカスタムは如何に電動以外に発射レスポンスを近づけられるかが重要です。

しかし、最終的に一番重要なのは銃の性能よりもやはり射手の腕、精神力ですね。
長距離の撃ち合いでの考察力
中距離での相手の虚を捉える判断力
近距離でどの様に動くべきかの状況把握能力と瞬発力

自身を琢いて、限界が見えてきてからでもカスタムは遅くないと思いますよ。

実際、中古で買った昔のスタンダード電動ガンで頑張ってキルを稼いでる様な人だって一杯いるんですから。
お金を掛けてほんのちょっと人より有利かな?って程度の銃を作るより、その分のお金でフィールドに出向き、色んなシチュエーションを経験し復習を重ねた方がよっぽど有益です。
若しくは違うタイプの銃を買って、一番しっくり来る銃を探す事ですかね?  


2014年08月17日 Posted by タ・カート  at 22:37Comments(2)