猫々小隊 in 益子

こんばんは、伝説の神兵扱いを受けて若干天狗になってるタ・カートです。

いやぁ疲れました。足がもう使い物になりませんよ。

今日はチーム員の若手を引き連れて益子MSA様へと遠征に行ってきました。
通常フラッグ戦数戦
どM戦(ヘリコプター内篭城NOデッド戦)
スナイパー戦(我がチームでは恒例となってるスナイパーの潜伏戦)
ショートコースによるCQB戦数戦
と、濃い内容で体力的にハードな一日でしたね。

ではゲームレポはスナイパー戦を……
と、言うのも、スナイパー戦でスナイパー側が5人と少なかったので「あ、これはガチでやらんとやばいな……。」と思ったのですよ。(総数20数名、スナイパー5名に対して狩側は15名〜と絶望的な数字)
車からギリーを引っ張り出しフィールドに潜伏。

5分後
ゲームスタート

ぞろぞろと入ってくるゲーマー達。正直怖いです。
自分が潜伏した場所は、フィールド入口すぐのテント内の隅っこ、見付かれば蹂躙間違い無しです。
ですが、なんとか皆スルーしてくれました。

さて、ここからの動きで勝敗が左右されますね。
直ぐに敵を追い、削りだしを行うとばれてえらいめに遭います。
敵の後ろを追いつつ、先ずは味方スナイパーに賭けてみる事に。

「ヒット……」

どうやら狩られてしまった様です、難易度がだいぶあがりました。

仕方ないので対岸の稜線沿いの敵を削りだします。
VSRの静音性のお陰でばれることなく3名を削りました。
一旦伏せて状況を把握します。
敵の視線、声、動向。
こちらにはベクトルは向いていない、と睨んだので少し前進し、敵の中盤ラインの削り出し、1名を倒しました。
敵の後衛に気付かれましたが、こちらの位置を正確には捉えられて無い様だったので排除。こちらの位置を仲間に知らされる前で良かった……。

戻るか迷っていると
「こっちの山沿い(自分が居るライン)はクリア!!そっちの中腹か上の開けたエリアだろう!!」との声が、これが天の助けと云うものですね。
こっちを索敵する敵は皆無となったので余りばれそうも無い位置を探し、対岸の稜線沿いの敵を2名削る。
その戦闘でこちらの位置がばれた様です。
勢いよくスタート位置までダッシュで後退、少しでも躊躇すれば間違いなく被弾してましたね。
足場が悪かったので最終的に転びました……お尻が痛かったです……

さて、スタート位置でじっくり観察すると敵影が5名以上です。絶望的です。

まだ6名しか倒せてない上にここで5名となると、他に5名近くかそれ以上がまだ残っているのです。
しかしここが頑張り所。
先ずは1名を排除、やはり気付かれます。
敵の前のバリケードを撃ち敵を隠れさせます。勿論人数分。
敵がしっかり隠れたのを確認するとダッシュです。
後ろに下がる?いいえ、きつい時こそ前にですよ!!

敵からはおおよそ捕捉出来ないであろう位置まで前進し、敵のプッシュを待ちます。
しばらく待っていると、やはり人数差からの慢心か、圧を掛けて来ましたね。
1名排除です。

この排除で敵の士気はがた落ちでしょう、足は止まります。
と、思ったら先程迄自分が居た場所、移動する前の場所目掛けて掃射。恐ろしいです……
ですが、これで動きやすいですね。
ゆっくりこっそり移動し横っ面を叩きます。
3名の排除に成功です。
もう死んでもいい位の満足ですね。

そうこうしている内に味方スナイパーを含め数人が中央通路をぞろぞろと……
これは……

おそらく自分は一人だと思った方が良いでしょう。

そして敵は少なく見積もっても3名……もしかしたらもうちょい多いかも……

うーん、厳しいです。多対一は多少慣れっこですが、電動ガン相手にボルト一本ではやはり厳しいです。
しかし、音の反響を聞く限り敵は近くは無い、アウトレンジからじっくり落としていけば……いくしかないですね?

フィールド上部、開けた地帯の際をじっくり動きます。ギリーのお陰でだいぶ楽を出来てましたが、今は逆に目立ち放題です。
目論みとしては一度敵に発見させ、後退し、アンブッシュからの狙撃でしたが……敵が居ない!!!!!!

気配が全く感じられないのでフィールド最奥の方かと足を伸ばします。

……居ました。

中腹ラインに2名
先ずは1名を迅速に排除、続けざまに発砲、するも

ブッシュに弾かれた!!!!!

大ピンチです。レンジ的にも避けるのが難しい距離。
敵から視線をそらさない様にじっくり後退。バリケード到達後迅速に迂回し、3m程前進。
恐らくこちらの位置を錯覚……させられましたね!!!!やったぜ!!!!!!
敵の斜線は全く別方向、ブッシュの隙間を落ち着いてじっくり、ゆっくり、呼吸を整えて発射。
やれました……やれましたよ……

さて、今の移動で残りの敵から捕捉され兼ねなかったのですが……?
ふむ、敵影は無しです。

静けさからして残ってても1名ですね、下手すりゃ居ない

ですが、えもいわれぬ緊張感が……絶対居ます……気のせいじゃない……
油断したら即死亡ですからね。
気を張って索敵です。
恐らく、先程の敵の居た位置を良い感じに狙えてかつ安全な距離、そう睨みました。俺ならそうします。
恐らく全滅させたであろうと勘違いした者は、最後に仕留めた敵の位置でフィールドを見渡します、何故かそういうものです。

遮蔽物の裏を気にしながらじっくりゆっくり後退します。
後退すれば先程自分が進んできたルートなんで限りなく安全に近いからです。でも敵が後ろに来てるという可能性も踏まえてじっくりです。

ある程度後退し、敵の気配が感じられなかったのでダッシュで戻ります。で、全体索敵。後は虱潰しですね。
先程述べた場所に適した場所を安全な順から進みます。

5分?程経過しましたね

恐らくもう敵はいないんじゃないか?と思い始めた矢先……

パキッ

小枝を踏んだ音ですね。
距離的には30m程でしょうか、油断してたら聞き逃す程の小さい音でした。

本来、俺は探り撃ちはしません。弾の無駄だし自分の位置をばらす様なもんだからです。
ですが探り撃ちをしました。

敵を乗せる為ですね。

案の定敵から発砲。
これで敵の正確な位置、距離、可動範囲を割り出せます。

ダッシュで後退。勿論感づかれ無い様に。
何も撃ち合いを続ける必要はありません。
少しでも有利な方へ持っていくべきです。

急いで対岸迄戻ります。最初の頃に自分が居た位置ですね。ただいまです。

さて、敵は恐らく必死に索敵しているのでしょう、銃声は止んでます。
俺はスコープ越しに可動範囲を潰していきます。
ですが敵はそこまで動いてませんでしたね。

バリケードに守られた敵は中々に倒せません、ですから我慢です。
一歩足を出すか、頭をあげるか、銃を構え直すか、ひとつのモーションに全力で注視します。

ふいに叫び声が

「残り30秒!!!!!!」

貰いました。
敵の集中力が途切れましたね。
声を聞き、頭を振った際にバリケードからはみ出しましたよ。

それを逃さず一発、これが気持ちいいですね。たまりません。

何とか、勝てました、何とか。
文章だけでみれば凄くスムーズに見えますが実際は満身創痍です。
集中力の維持は非常に精神的なプレッシャーです。
そんな中動くと数倍の疲労が襲ってきます。
実際、足が釣って転んでしまってます。太股が痛いです。


セーフティに帰って
称賛の声を掛けられてようやく自分がどんな大立ち回りしたかがわかりました、そんなフィールドを駆けずり回る奴はそうは居ないwwww

だが称賛される程じゃあ無いんです。
VSRの静音性、トリガーから発射迄のレスポンス
ギリーの効果
そして日々の練習と分析
それが自分を生かしてくれただけなんです。

でもちょっと天狗になったのは内緒。





2013年11月17日 Posted by タ・カート  at 21:13 │Comments(4)

この記事へのコメント
なんだか俺のいないゲームでのびのびやってるみたいだねぇw
若手イジメもほどほどにしなさいよwww
Posted by 沙霧 at 2013年11月17日 22:45
>2013年11月17日 22:45
>沙霧

いやいやwww大尉が居なくて寂しいですよwwwww
若手虐めとは失敬なwwww
ちゃんと若手の腕が伸びるように、あまりストレスを溜めないように気を使って楽しんでるだけですよ?ほんとほんと!
Posted by タ・カート at 2013年11月17日 22:48
そのうちリーダーは地中や空中から奇襲してきそうですね!
Posted by ぺろ at 2013年11月17日 23:01
>2013年11月17日 23:01
>ぺろ
俺だって人間やぞ……
Posted by タ・カート at 2013年11月17日 23:02
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