サバゲ談議:脳内状況判断(スナイパー編)


先日友人から「タ・カートさんの状況判断は早い、一体どんな考えをしているのか?」と尋ねられたので「では後日ブログに起こす。」と、そういった経緯で今回は記事を上げます。

まず最初に言っておくのが状況判断もフィールドの特性や状態によって左右されるので明確な答えはありません。


まずゲームスタートです。
最初に考えるのは前線ラインの形、厚みのある一直線が最初のラインだと想定します。
戦闘が開始されるとそのラインは一直線では無く、ぐにゃぐにゃな線となりますね。

でここから思考の世界。
「薄いポイントは何処だ?」
「では薄いポイントに射線を置ける敵ポイントは何処だ?」
「その敵ポイントから被弾が少なそうかつそこを狙えるこちらのポイントは何処だ?」
そしてフィールド全体図と各前線をイメージして
突破口を作れるポイントの選定、そして移動開始、戦闘開始

勿論戦局により薄いポイントは移動するので
その都度自身の点在位置も変える。
場合に因っては崩されそうな味方ラインの援護に。

結果
フィールドをあっちこっち駆けずり回ったりする。

各戦闘での判断基準はこうだ。
戦闘開始
戦局の予想と継戦時間の予想
「敵の点在数は?」
「敵の練度と味方の練度は?」
「この局面の必要人数は?」
「打破すべき局面なのか?」


もし必要の無い戦闘ならば足止めだけして移動です。
敵の進行の遅れだけでもこちらのイニシアチブです。
勿論相手が少しでもミスするならばそのミスに付け込んで狩り出しも忘れません。

大切なのは自身のスコアでは無く、味方全体が如何に有利になるかです。

これがゲーム運びの判断ですね。


では次に狩り出しの選定基準です。
ゲームスタート直後は敵の警戒レベルも低いです。
狙撃出来そうなポイントから多少の狩り出しを行います。
一人でも取れれば良好です。
一人分のイニシアチブ、そして敵数名(あくまでも練度の低い者)の進行遅延。

前線ラインから見た突出した敵の狩り出し
少しでも突出しているならば、味方のラインを考慮しクロスレンジに狙えるポイントを探し、あるのならば狩り出します。
もし無ければ敵増援が遅延する様に敵後衛を狙います。
ラインは刻一刻と変化するのでこれだけでも大分味方の為になります。
大切なのはラインの見極めです。

ですが、膠着するラインが殆どなのが現状ですね。
そういう時は最低限薄いラインを狙い一人狩り出します。
もし一人狩り出せたか後退させられたら前に出ます。
勿論撃たれる確率は高いですが我が儘は言えません。

ちょっとだけでも前に出れれば視界はぐっと変わります。
押し込んだライン、つまり突出した状況は凄く危険です。
だから迅速に行動です。

敵が下がった、若しくは居なくなった分だけ前に出る。
その瞬間敵の方には状況判断する迄のタイムラグが生じます。
こちらが移動し狙いを付ける、その瞬間を狙われない限りこちらの方が数秒間イニシアチブがあります。
できうる限り、見えてる範囲の敵を迅速かつ的確に撃ちましょう。
目指すはライン崩壊です。


ライン崩壊まで持ち込めたなら後は挟撃したり裏取りをしたりですね。
しかし油断は禁物です。
後方警戒を怠らない者を積極的に狙いましょう。



これでスナイパー編を終わります。
スナイパーをやると頭を使いすぎて疲れますね。





2014年01月02日 Posted by タ・カート  at 20:42 │Comments(0)

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